花実&ジロー

ジローくんの脳幹出血発症から歩けるようになるまでのレポートと介護やリハビリに役立ったグッツなどもご紹介いたします!

脳幹出血【第29話】▶︎ 退院準備(3)スポーツジム

退院後の訪問鍼治療と訪問リハの予定が決まった。

 

残されたジローくんの課題は体力作りと筋トレなのですが.....

これが大問題なのである。

なんせジローくんは7ヶ月間食事を口にしていなかったし

気管切開をして体が動かせなかった為

体力がひどく落ちてしまっているのです。(泣

 

筋トレするにはスポーツかなぁ....と思いたったものの

いろんなスポーツジムの情報を調べてみても

リハビリ系の訓練メニューはどこにも見当たらない。

 

さて、どうしたもんかなぁ...と途方に暮れながら

なにげに地域の新聞記事に目を通したら...

まさにここに私が探し求めていた記事があったのだ〜!!

 

                                        。。。

 

【これは私が目にした実際の新聞記事です】

Yさん(90)は12年前、脳梗塞で倒れ左半身麻痺となったが、

リハビリを重ねて驚異的に回復し、

現在もスポーツジムでリハビリに励んでいる。

脳梗塞で倒れた際、妻(83)の発見が早く、

麻痺は比較的軽度だったが歩行や会話は困難だった。

2人はなんとかして機能を回復させたいと、

病院へは注射に通い、

早期リハビリを行うためスポーツジムのディレクターMさん(55)を訪ねた。

Mさんは、当時78歳のYさんの健康を取り戻したいという熱意を受け、

毎日約1時間の個別リハビリを行ったところ

3カ月後にはゴムボールをつかんだり投げたりできるようになった。

その後は週2回ほど、同施設のアスレチックジムでリハビリを続けた。

Mさんの勧めで水泳も始め、脳梗塞で倒れた日から約10カ月後、

「マスターズ」と呼ばれる男女、年齢、種目別の水泳大会で

クロール25mを泳ぎ切り、3位に入賞した。

Yさんは「Mさんのおかげで4種泳げるようになったけれど、きつかったよ」と

明瞭に話し笑顔を見せた。

Mさんは「高齢者の病気やけがのリハビリは早いほうが良い。

医者の指示に従ったうえで、ぜひ相談を」と呼びかけている。

奥さんは「自分もこのリハビリで何度も回復し今までやってこられた」と

スタッフに感謝を伝えた。

現在、このスポーツジムの利用者の6割が高齢者だという。

健康や有事の備えとして、日ごろから下肢の筋肉を高める無理のない訓練が

大切としている。

 

                                        。。。

 

これだーーーーっ!! 探していた理想のジムっ!

 

私は速攻で電話をかけ

この記事のMトレーナーと直接お話をしました。

Mトレーナーは大変多忙な方で

脳疾患の患者さんや怪我の患者さんを大勢みていらっしゃって

ご自身のスケジュールがいっぱいなのにも関わらず

「ご主人の件、承知しました!」と快く引き受けてくださり

退院後、ジローくんはジムでのトレーニングが出来るようになったのです。

 

ジローくんに退院後の1週間の訓練スケジュールを話すと

「げ〜〜〜! やりすぎだろぉー!」とボヤいていましたが

ボヤいても無視!無視!無視!

私はこのスケジュールを強行するぞっ!

何が何でも脳幹出血の麻痺を直すのだっ!

 

後にジム、鍼治療、リハビリに関するエピソードがいろいろ出てきますが

それは追々また書かせていただきますねっ。

 

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 【花実&ジローの紹介 脳幹出血▶︎第1話】

https://873873.hateblo.jp/entry/2019/04/08/100213

 

★脳幹出血のご家族がいてお悩みの方がいらっしゃったら

 uedahanami@gmail.com  までご連絡くださいね。

 経験した範囲のアドバイスはできるかもです。★