脳幹出血【第36話】▶︎ 車椅子レンタル

ジローくんが外出する際に必要になる車椅子。

この頃は自宅では杖歩行をしていましたが

外出先の人混みやボコボコしたアスファルトでの歩行は

まだまだ出来なかったので理学療法の先生のアドバイスの元

ジローくんの体型と体調、体の動作を考慮し

どのタイプの車椅子がいいのか検討をしました。

車椅子は介護保険の範囲でレンタルが可能です。

タイプは様々でタイヤの大きな自走式から

自分で運転操作ができる電動タイプ

体幹麻痺がある人には座椅子がリクライニングするタイプなど

種類が豊富にレンタル用具としてラインナップされています。

種類がこんなにあるって知らなかったなぁ....。

素人にはよくわからないのでここは専門家にお任せで！

理学療法の先生と介護用品のレンタル屋さんが検討してくださった結果、

ジローくんにはノーマルタイプの

タイヤの大きな自走式が選ばれました。

早速タイヤの大きな自走式車椅子に乗り込むジローくん。

操作も好調で「これは乗りやすい！完璧だ！」とジローくんも満足げ。

ジローくんの試乗が終わり介護用品のレンタル屋さんが

「では次は奥様の番です。取扱方法を教えますので

　組み立てを実践でやってみましょう」と私に話がふられた。

組み立てはとても簡単でまったく問題無かったのですが

想いもかけないところに落とし穴が。

いざ車椅子をマイカーのトランクに積もうと思ったら....

重い！めっちゃ重い！持ちあがりませ〜〜んっ!

これ、だめやんっ　持ち運びできなければ使い物にならないし。（汗

重量２５キロの車椅子が私の力ではまったく持ち上がりませんぞっ!

レンタル車椅子の最軽量が１７キロらしく

１７キロの車椅子はサイズがひとまわり小さく

ジローくんの体にサイズが合わない感じなのですが

ジローくんが小さくてもいいよ！と妥協してくれたので

小さいサイズに変更してみたのですが......

１７キロでも、、お、重いっっw

腰がががが、、逝っちゃいそうですぅぅ（泣

　　　　　　　　　　　　　。。。

結局、どれもこれも重くて力の無いか弱い（？）私には扱いきれずに

主役であるジローくんの事情ではなく

脇役の私の事情で軽量車椅子の購入に踏み切らねばならない結果に＞＜

いつもはジローくんのデカさのせいで不経済が生じていたのに....。

今回はチビで力の無い私のせいで不経済が生じちゃいました。（号泣

今度からジローくんにあんたは不経済だ〜とボヤけなくなってしまったなw　チッ

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私でも持ち運び可能な超軽量車椅子です。小型もいいところでジローくんにとっては乗り心地が悪く、はやくこの車椅子が不用品になるように歩行をますます頑張ってくれています。結果的にいいような、悪いような...。びみょ〜〜　しかし、レンタル車椅子が重い問題は高齢者夫婦などはどうやって解決されているんでしょ？謎です。