花実&ジロー

ジローくんの脳幹出血発症から歩けるようになるまでのレポートと介護やリハビリに役立ったグッツなどもご紹介いたします!

脳幹出血【第26話】▶︎ 試験外泊

回復期入院期間180日終了後、要介護5のジローくんには

1、施設に入る  2、自宅に帰る

という選択肢がありますが

私はジローくんを連れて帰り

自宅でリハビリをすると最初から決めていました。

 

その旨を病院にお話しし、病院関係者の協力を得て

ジローくんが自宅で生活できるよう

退院までに準備を進めることになりました。

 

退院までに院内のケースワーカーさんと

作業療法士のマッキー先生に自宅調査をしてもらい

危ない場所は無いか? 動きづらいところは無いか?を

くまなく見てもらい必要な設備や道具を用意するところからはじまります。

 

そして退院準備として ''試験外泊'' というのがあって

理学療法士(PT)のHG先生が試験外泊の当日、自宅まで同行してくださって

ジローくんが自宅内で危険無く動けるように

ご指導をしてくださるとのこと。

なんともありがたいサポート体制!

 

脳幹出血で倒れてから

160日も自宅に戻っていないジローくん。

お泊り訓練まであと何日??と毎日指折り数えて

この日を心待ちにしていました。

 

そして待ちに待ったお泊りの日

病院を出る時、看護師さんや介護士さんたちに

「いってらっしゃーーーい!」と盛大にお見送りされ

自宅に戻ってきたジローくん。

「やっぱり家が最高だーーー!」と大喜び!

 

そりゃそうだよね〜。病院より家がいいに決まってるもんね。

 

その日一緒に同行してくださったHG先生に

廊下やソファーの座り方をその場で時間をかけて訓練していただき

数ヶ月ぶりに自分のベットで眠ったジローくん。

「いろいろあったけどもう少ししたらまたこの家で一緒に暮らせるね。」

と2人で喜びをかみしめて

あっという間の1泊の時間が過ぎてまた病院に戻りました。

 

要介護5の患者を家に戻すという家族の選択に対し

万全な形で家に戻るまでサポートしてくださった病院関係者の方々。

試験外泊で自信がついた私とジローくんはこの後の180日目の退院日を

安心して迎えることができました。

 

サポートしてくださった皆様には本当に心から感謝しています。

「ありがとうございました」

 

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 自宅に用意した立ち上がり用の手すりです。必要な場所にどこにでも持ち運びができて自宅に1個は必須なアイテムです。退院直後は大変お世話になった商品ですが最近はこの手すりに頼ることもなくなりました。

【花実&ジローの紹介 脳幹出血▶︎第1話】

https://873873.hateblo.jp/entry/2019/04/08/100213

 

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 経験した範囲のアドバイスはできるかもです。★