花実&ジロー

ジローくんの脳幹出血発症から歩けるようになるまでのレポートと介護やリハビリに役立ったグッツなどもご紹介いたします!

脳幹出血【第21話】▶︎ 生きる力

 ジローくんは倒れてから長い間彼は意識がもうろうとしていましたが

やがて意識がはっきりしてきて

自分の身にふりかかっている現実が理解できた時

彼は精神的な苦悩に襲われました。

 

「こんな体で生きている意味あるのかな.....。」

 

体の麻痺回復はとても時間がかかります。

明日起きて、治ってる みたいな事はありません。

毎日こつこつと訓練で積み上げたものが

少しずつ良くなっていくという感じなのです。

 

体がなかなか動かなかった頃

ジローくんは自分の中のネガティブな心の声との戦いの日々でした。

 

その状況をどうやって乗り切ったか。

それはジローくんに  ''生きる力''  を与えてくれた

周囲の方々の ''支え'' と ''心'' でした。

 

倒れてからいちはやく駆けつけて

ジローくんのお仕事のフォローをしてくれた SEIさん。

日本本土の北の端っこから真冬の寒い日に駆けつけてくださった IM社長ご夫妻。

ジローくんが毎月レギュラーで抱えているお仕事の担当者の女性 IDさん。

精一杯応援するからと声をかけてくださったお仕事先の NAKA常務とIWAさん。

千羽鶴を折ってくださったジローくんが通っている美容室のスタッフの皆さん。

いつも暖かな声をかけてくれるお隣の住民のKUBOさんご夫妻。

留守中の私たちの自宅を守ってくれていた姉のYUUちゃん。

 

そして、たくさんの病院の職員さんたち。

 

近年ではAI技術の発展で

介護ロボットの開発などが進んでいると聞きます。

病気の回復は身体のみの回復だけでは無く

''患者さんの心を丈夫にするケア'' がとても重要です。

患者さんの心が疲れている時、生きる気力を蘇らせてくれるのは

人間の暖かな心だけだと私は思うのです。

 

人手不足でロボット化が進み、機械的な介護になった時

さみしい思いをする患者さんはどのくらい増えるんだろう....。

 

我が身に起こった体験からふとこんな事を思う毎日です。

 

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 体が動かなかった頃、必須だった防水シートです。ドラックストアで購入可能ですがストアは高くて、ネットショップ価格の2倍くらいするのです(汗

この商品はネットで買った方がお得でした。

【花実&ジローの紹介 脳幹出血▶︎第1話】

https://873873.hateblo.jp/entry/2019/04/08/100213

 

★脳幹出血のご家族がいてお悩みの方がいらっしゃったら

 uedahanami@gmail.com  までご連絡くださいね。

 経験した範囲のアドバイスはできるかもです。★