花実&ジロー

ジローくんの脳幹出血発症から歩けるようになるまでのレポートと介護やリハビリに役立ったグッツなどもご紹介いたします!

脳幹出血【第11話】▶︎ 言葉の訓練

気管切開をしているジローくんは

スピーチカニューレ装着後、あ〜あ〜と声が出たものの

言葉の発音が上手にできませんでした。

 

特にさ行の ’’さしすせそ’’ とら行の ’’らりるれろ’’ は

どちらも ’’たちつてと’’ の発音になってしまうのです。

 

言語療法士のKami先生と共に発音の練習が毎日続きます。

「さくらが咲いた」。

「さかなのさしみ」。

ジローくんが発音すると

「たくあがたいた」「たかなのあちみ」となってしまいます。。汗

何言ってるかさっぱりわからねぇぇ〜w

 

’’さしすせそ’’  と  ’’らりるれろ’’  の発音が難しいなんて

今まで考えた事もなかったなぁ。。

 

ちょうどその頃、TVのニュースではお魚の中に繁殖する寄生虫

アニサキスの話題が盛んに報道されていた。

その報道を見ていたジローくんは

気持ちわりーwとしきりに連発して騒いでいたので

騒いでいるジローくんの姿を見ていた言語療法士のKami先生は

言語訓練の文例を、、、

「さかなのさしみ、アニサキス!」としたのですっw

ジローくんは繰り返しこの文例でKami先生と練習し

さしすせそ の発音ができるようになった2年後の今も

さしみを見ると「さかなのさしみ、アニサキス!!」と自らつぶやき

自分で墓穴を掘って

アニサキスの気持ち悪いTV映像が脳裏によみがえり

思い出すたびジローくんはさしみが食べられなくなるのでしたw

 

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【花実&ジローの紹介 脳幹出血▶︎第1話】

https://873873.hateblo.jp/entry/2019/04/08/100213

 

★脳幹出血のご家族がいてお悩みの方がいらっしゃったら

 uedahanami@gmail.com  までご連絡くださいね。

 経験した範囲のアドバイスはできるかもです。★